フィットネスプラザ南波 山形市 アームレスリング

アームレスリングの頂点を極めた男、映画『オーバー・ザ・トップ』でシルベスタ・スタローンとも競演した南波勝夫さん。肉体と精神を研ぎすませつかんだ栄光の道には、確固たる独自の思想が。南波さんの強さのヒミツ、そして、現在指導者として自ら学んだ経験と知識を元に健康づくり・人づくりをする姿を覗かせていただきました。


第1回 子どもの頃から

編集部(以下/編)半世紀余りフィットネスに携わってきた南波さんですが、原点となる出来事が子どもの頃からいくつかあったそうですね。

南波(以下/南)幼少の頃に遡ります。小さい頃は同年代の子どもたちとは少し違う環境の中で生きてきたと思います。小学3年生で乗馬を始め、5年生の時には自分の競走馬を買ってもらいました。休日には馬に乗って遠出をしては馬上から働く人々の姿を見て、また誰も足を踏み入れたことのない場所へ行っては雄大な自然の光景を楽しんでいました。

編/例えば?

南/喜びや楽しさ、それは愛馬との生活から湧き上がってきました。愛情をもって世話をしてあげることで、相手が動物であっても信頼関係が生まれ、その愛情は自分にかえってきました。相手を大切にすることは、自分も大切にされていることだと気が付きました。


編/そのあたりからですか、心を豊かにと意識し始めたのは。

南/そうかもしれません。喜びや楽しさは自ら意識し、相手に伝えることから始まるものだと思います。

編/ジムのモットーのひとつにもありますね。『楽しさの中から生まれる健康づくり』

南/私のモットーは『明るく楽しく生きる』です。運動中、仲間との会話は心をリラックスさせます。楽しい雰囲気で行なう運動効果は抜群なのです。

編/多くの人との出合い、そして愛馬との関わりを通し“信頼”というものを感じるようになったのですね。

南/相手との信頼関係が出来ることは幸せなことです。まして、自分だけを頼りにしている愛馬を大事にすることで、愛馬との絆が強くなりました。「信頼は人生にとって大事なことだと思います」

第2回に続く

【 第1回 】   第2回    第3回
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